コマンド ラインから JCL ジョブを実行するには

  1. 使用するエンタープライズ サーバーが動作していること、およびコマンド ラインから起動されたことを確認します。
  2. Enterprise Developer command promptで、次のように入力します。
    start cassub -jpath\jcl-file

    実行する JCL ファイルは、path および jcl-file によって指定されます。-j は、このパラメーターを識別するキーワードです。-j の後にはスペースを入れないでください。次に例を示します。

    cassub -jc:\jclbatch\jclbatch.jcl

    複数の JCL ファイルを 1 回のコマンドでサブミットするには、–j パラメーターを複数回指定します。

    ユーザーのマシンに対してローカルであるエンタープライズ サーバーにジョブをサブミットする場合は、–r パラメーターを使用して、ジョブを実行するエンタープライズ サーバーを指定できます。このパラメーターを省略した場合は、ESDEMO とみなされます。

    リモート エンタープライズ サーバーにジョブをサブミットする場合は、-s パラメーターを指定する必要があります。

    /saddress
    リモート サーバーにジョブをサブミットします。address は、サーバーの MF JES サービスに関連付けられているリスナーのアドレスです。フォーマットは protocol:ip-address:port です。詳細は次のとおりです。
    • protocol は tcp または tcpssl (SSL 対応リスナーを使用している場合) です 。
    • ip-address は、サーバー リスナーのホスト名 (テキスト) または IP アドレスです。
    • port は、ポートの値です。

    ジョブは、JOB カードで指定されたクラスを扱うことができる利用可能なイニシエーターのうち、直近に起動されたイニシエーターによって実行されます。