MFDS ユーザー パスワードの設定

MFDS では、microfocus-MFDS-User オブジェクト クラスを使用する場合、それらのユーザーのパスワード属性 (microfocus-MFDS-User-Pwd) が mfds_users.ldf で各ユーザーのパスワード ハッシュを使用して設定されます。これにより、MFDS ユーザーのパスワードが引き続き同じパスワードに設定されます。

ただし、現在は、ユーザー オブジェクト クラスを使用した場合にユーザーのパスワード属性が MFDS で設定されません。つまり、新しくインポートした MFDS ユーザーはパスワードが未設定の状態になります。これが修正されるまでは、インポート前に mfds_users.ldf ファイルを編集して適切なパスワード属性を追加するか、ユーザーのインポート後に手動でパスワードを設定する必要があります。

MFDS にログオンするには、パスワードが設定された MFDS 管理ユーザー (schemaadmin など) が少なくとも 1 人は必要です。さらに、通常は、ES および MFCS で使用する「modify」権限を持つユーザーが少なくとも 1 人必要になります。このユーザーにはリージョンを開始および停止する MSS 権限が必要になるため (ES サーバーに対してセキュリティが設定されている場合)、このユーザーは MSS ユーザーでもあるのが一般的です。少なくとも最初のインストールおよび検証では、この目的で通常は SYSAD ユーザーが使用されます。これらのユーザーは後で削除できます。

セキュリティで保護されていない ES リージョンを引き続き使用する場合は、事前定義された mf_cs ユーザーおよび mf_mdsa ユーザーのパスワードを設定する必要があります。

デフォルトでは、MFDS の事前定義されたユーザーのパスワードはユーザー名と同じです。

MFDS に対して ES LDAP ベースのセキュリティが正常に設定されていれば、設定の詳細に応じて、MFDS を使用してパスワードを設定できる場合もあります。