コンテキスト セキュリティのプロファイル

コンテキスト セキュリティがアクティブな場合は、MQADMIN クラスで次のようなプロファイルを定義する必要があります。

qmgr-name.CONTEXT

qmgr-name はキュー マネージャー名です。

接頭辞としてキュー マネージャー名が付いたプロファイルを使用すると、そのキュー マネージャーでコンテキスト セキュリティを制御できます。

必要なグループまたはユーザー ID にこのプロファイルへのアクセス権を与える必要があります。次の表は、キューを開く際にコンテキスト オプションの指定内容に応じて必要になるアクセス レベルを示しています。

MQOPEN または MQPUT1 のオプション qmgr-name.CONTEXT に対して必要な RACF アクセス レベル
MQOO_OUTPUT または MQPUT1 (USAGE(XMITQ)) CONTROL
MQOO_PASS_ALL_CONTEXT READ
MQOO_PASS_IDENTITY_CONTEXT READ
MQOO_SAVE_ALL_CONTEXT コンテキスト セキュリティ チェックなし
MQOO_SET_ALL_CONTEXT CONTROL
MQOO_SET_IDENTITY_CONTEXT UPDATE
MQPMO_DEFAULT_CONTEXT コンテキスト セキュリティ チェックなし
MQPMO_NO_CONTEXT コンテキスト セキュリティ チェックなし
MQPMO_PASS_ALL_CONTEXT READ
MQPMO_PASS_IDENTITY_CONTEXT READ
MQPMO_SET_ALL_CONTEXT CONTROL
MQPMO_SET_IDENTITY_CONTEXT UPDATE