セキュリティ マネージャーのスタック

ESF 構成は、MFDS においては、リストまたはスタックに配置された 1 つ以上のセキュリティ マネージャーとして定義されます。セキュリティ マネージャーは ESM モジュールおよびその構成情報からなり、スタックに基づいて、どのセキュリティ マネージャーが使用され、どの順序で呼び出されるかが決まります。

ここで示す構成には、OS ESM を使用するセキュリティ マネージャーおよび MLDAP ESM を使用する別のマネージャーが含まれており、Microsoft ユーザー LDAP オブジェクト クラス (デフォルトの Micro Focus ユーザクラスではなく) を使用するように構成されています。これらのマネージャーは、OS ESM から先に呼び出すようにスタックされています。

Verify 要求の場合、ESF は OS ESM を呼び出し、上記のように Windows を使用してユーザーを認証します。その後、ユーザーの検証に成功すると、ESF は MLDAP ESM を呼び出し、AD からユーザーの MSS 属性をロードします。

Auth 要求の場合、OS ESM には Auth の実装がないため、ESF は MLDAP ESM のみを呼び出します。MLDAP ESM により、AD で定義されたアクセス制御ルールが適用されます。