セキュリティ マネージャーのプロパティを編集するには

セキュリティ マネージャーをプールに追加した後、そのプロパティを編集できます。

  1. Enterprise Server Administration Web ページの左側メニューで、[Configure] の下の [Security] をクリックします。
  2. [Security Managers] タブをクリックし、リストから編集するセキュリティ マネージャーを選択します。
  3. [Edit] をクリックします。
  4. セキュリティ マネージャーの詳細を指定します。
    [Name]

    セキュリティ マネージャーの識別に使用する名前を指定します。

    [Module]

    外部セキュリティ マネージャーへのアクセスまたはセキュリティ ルールの実装に使用するモジュールを指定します。相対パス (パスを含まない) で指定した場合、 %ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Enterprise Developer\bin(Windows) または $COBDIR/etc (UNIX) を基準とする相対パスになります。

    [Connection Path]

    外部セキュリティ マネージャーに接続する方法を示す接続文字列がモジュールに必要な場合は、ここで指定します。

    文字列で提供される情報およびその形式は、使用しているモジュールによって異なります。詳細については、モジュールに付属のマニュアルを参照してください。

    [Authorized ID] および [Password]

    外部セキュリティ マネージャーに接続するための資格情報がモジュールに必要な場合は、ここで指定します。

    接続パスと同様に、これらのフィールドの内容および形式は、使用しているモジュールによって異なります。詳細については、モジュールに付属のマニュアルを参照してください。

    [Enabled]

    オンにすると、このセキュリティ マネージャーが有効になります。無効になっている場合、Directory Server およびそれを参照するエンタープライズ サーバーによって無視されます。

    [Cache limit]

    セキュリティ マネージャーからの応答を保持するための構成可能なキャッシュがモジュールにある場合は、その最大サイズ (KB 単位) をここに入力します。

    このパラメーターは、現時点では ESM モジュールに無視されます。
    [Cache TTL]

    セキュリティ マネージャーからの応答を保持するための構成可能なキャッシュがモジュールにある場合は、要求を満たすためにキャッシュ内のエントリを使用できる最大時間 (秒単位) を入力します。この時間を経過すると、セキュリティ マネージャーから詳細を再度照会する必要があります。

    このパラメーターは、現時点では ESM モジュールに無視されます。

    注: Enterprise Server および Directory Server には、セキュリティ情報用の独自の構成可能なキャッシュもあります。これらは、セキュリティ マネージャー モジュールにクエリを送信する前にチェックされます。
    [Description]

    セキュリティ マネージャーの説明を指定します。

    [Configuration information]

    モジュールに必要なその他の構成設定を指定します。

    [Properties]

    クリックすると、このセキュリティ マネージャーによって制御されるユーザー、グループ、およびリソースを管理するためのページにアクセスできます。

    重要: Directory Server で使用される優先度リスト上にセキュリティ マネージャーがあるユーザー、グループ、およびリソースのみを管理できます。つまり、次のようになります。
    • Directory Server でデフォルトの ES セキュリティ構成を使用する場合、セキュリティ マネージャーがデフォルトの ES セキュリティ マネージャー リスト上にある必要があります。
    • Directory Server で独自の構成オプションを使用する場合は、セキュリティ マネージャーが Directory Server の独自のセキュリティ マネージャー リスト上にある必要があります。

    また、ESM モジュールおよびそれが接続する外部セキュリティ マネージャーは、セキュリティ機能を介したユーザー、グループ、およびリソース管理もサポートしている必要があります。

  5. [OK] をクリックして、変更内容を保存して [Security Managers] 画面に戻ります。または、[Apply] をクリックして、変更内容を保存して現在の画面に残ります。