応答処理の開始 (出口ポイント 5)

デフォルトの応答処理を完全に回避することを可能にします。

構文:

typedef cblt_rtncode (*PFI_IDP_EXIT)(mf_uns32      exit_point,
                                     IDP_EXIT_INFO *exit_info);

入力パラメーター:

exit_point
5 = 応答処理の開始
exit_info
version
構造体形式のバージョン
flags
0
funcs
ユーザー出口サポート関数
request_cxt
version 構造体形式のバージョン
argc ロードされたサービスのパラメーター数
return_code サービスの戻りコード、またはサービスで生成されるランタイム エラー
service_type クライアント要求の種別
display_buf_len display_buf のデータ長
flags 要求コンテキストの制御フラグ
protocol_attrs プロトコル固有の属性へのポインター配列
argv ロードされたサービスのパラメーター リスト
service_name ロードされたサービスの名前
pgm_name サービスに関連付けられたメイン プログラムの名前
display_buf ANSI DISPLAY 文で出力される文字列の連結
response
flags 制御フラグ
response_type サーバーの応答種別
exit_data
ユーザー出口に固有のデータ

出力パラメーター:

exit_info
flags
0
response
response_len response_buf の長さ
flags 制御フラグ
response_buf サーバーの応答バッファー
content_type NULL 終了のコンテンツ タイプ文字列 (HTTP のみ)
exit_data
ユーザー出口に固有のデータ

戻りコード:

IDP_EXIT_CONTINUE
0 = デフォルトの応答処理で継続します。
IDP_EXIT_STOP
1 = マッピング処理を終了します。エラー応答が必要です。
IDP_EXIT_HANDLED
2 = 応答全体が出口処理でビルドされました。これ以上の処理は必要ありません。応答をクライアントへ送り返す準備ができました。

説明:

この出口処理は、デフォルトの応答処理を完全に回避する機会を提供します。出口処理でデフォルトの応答処理を回避したい場合は、上記の応答フィールドを返されるフィールドとして設定し (exit_info funcs 構造体の fn_alloc_mem サポート関数を使用して応答バッファーのメモリを割り当てます)、IDP_EXIT_HANDLED を返す必要があります。

ユーザー出口プログラムは、IDP_EXIT_INFO 構造体の exit_data フィールドを所有します。通常、この情報を出口ポイントの起動間のコンテキスト情報を保持するために使用します。IDP_EXIT_ 戻り値を返す場合に、この情報を使用できます。