FLAGSTD

指定したレベルの ANSI'85 規格に含まれない構文があった場合に、コンパイラ言語レベルの認証フラグが生成されるようにします。

構文：

>>-.---.-.-----FLAGSTD--"string"-.---------><
   +-/-+ +-NO--FLAGSTD-----------+

パラメーター：

string

言語レベルのリスト

プロパティ：

デフォルト：	NOFLAGSTD
段階：	構文チェック
$SET：	最初の行

説明：

string にはパラメーターを列挙します。各パラメーターで、ANSI 規格の言語レベルまたはオプションモジュールを定義します。指定されたレベル以下、または指定されたオプションモジュールの機能にはフラグが付けられません。標準規格よりも高レベルな拡張機能、または指定されていないオプションモジュールの拡張機能にフラグが付けられます。さらに、ANSI 規格で旧式とされる要素にもフラグを付けることができます。

string には、次のパラメーターを組み合わせて指定します。

M	ANSI'85 で定義された最小レベルの COBOL サブセット
I	ANSI'85 で定義された中間レベルの COBOL サブセット
H	ANSI'85 で定義された高レベルの COBOL サブセット
C1	通信オプションモジュールレベル 1
C2	通信オプションモジュールレベル 2
D1	デバッグオプションモジュールレベル 1
D2	デバッグオプションモジュールレベル 2
S1	区分オプションモジュールレベル 1
S2	区分オプションモジュールレベル 2
R	報告書作成オプションモジュール
O	廃止された言語要素

これらのパラメーターは、任意の順序で指定できますが、各パラメーターの間に、1 つ以上の空白文字を入れる必要があります。フラグの有効な組み合わせを次に示します。

次のいずれかを選択する必要があります。M、I、H
次のフラグから必要なだけ選択できます。C1 または C2、D1 または D2、S1 または S2、R
次のフラグも選択できます。O

FLAG および FLAGSTD の機能は同じであるため、使用できるのはどちらか一方のみです。

ANS85 指令を有効にする必要があります。