OOCTRL

オブジェクト指向 COBOL クラスおよびインターフェイスをコンパイルする際の言語オプションを変更する。

構文:

                  +--------+
                  V        | 
>>-.---.--OOCTRL--.-option-.-------------><
   +-/-+

パラメーター:

+
オプションをオンにする。
-
オプションをオフにする。
option
オブジェクト指向プログラムの構文をどのように扱うかを指定する。
A COBOL アプリケーション内の ActiveX コントロールで OLE クラス ライブラリ内のクラスおよびメソッドを使用できるようにするかどうかを指定する。使用できるようにする場合は -A に設定する。
F 小文字にコンパイルされるプログラムが呼び出すメソッド名を含めるかどうかを指定する。Java メソッド名は大文字と小文字が区別されるため、プログラムが Java メソッドを呼び出す場合は -F を使用する。Java および COBOL を併用する方法については、『Java および COBOL』マニュアルを参照。
G インスタンスに対してクラス データをグローバルにするかどうかを指定する。このオプションの使用は推奨されない。この機能は旧リリースとの互換性を保つために提供されている。
L 継承ファイルの .cls および .ins にディレクトリ位置のコメントを含めるかどうかを指定する。
P ランタイム システムでパラメーター タイプ情報を利用できるようにするかどうかを指定する。これは COM に送信されるメッセージで必要となる。メソッドの呼び出しや宣言に含めることができるパラメーターの数は 31 個 までに制限される (必要に応じて戻り値を 1 つ追加で使用できる)。
Q 次の機能を無効にするかどうかを指定する。
  • メソッド インターフェイス定義の動詞シグネチャ内のデータ名に続くすべての IN および OF。
  • メソッド インターフェイス定義の動詞シグネチャ内のすべての動詞。
W インスタンスおよびファクトリ (クラス) オブジェクトのオブジェクト記憶域として作業記憶域を使用するかどうかを指定する。

プロパティ:

デフォルト: OOCTRL(+A+F-G+L-P+Q+W)
段階: 構文チェック
$SET: 任意

説明:

作業記憶域をオブジェクト記憶域として使用する場合は、オブジェクト記憶節は指定しないこと。

+W を設定することにより、ISO 2002 COBOL 規格との互換性が得られる。