PRINT

ソース リストのファイルの出力先を指定します。

構文:

>>-.---.-.-------PRINT-.-"destination"-..--><
   +-/-+ |             +-()------------+|
         +.----.-PRINT------------------+
          +-NO-+

パラメーター:

destination ファイルの完全指定、または装置名を指定します。

プロパティ:

デフォルト: NOPRINT
段階: 構文チェック
$SET: 任意

説明:

PRINT は LIST と同じ意味を持ちます。

既存のファイルを指定すると、ファイルは上書きされます。

NOPRINT を指定すると、ソース リストは作成されません。destination を指定せずに PRINT を設定すると、ソース リストは画面に送られます。destination または () のいずれかを指定した場合は、この指令を $SET 文で使用できません。

destination には適切な装置の名前を指定します。画面出力の場合は、CON: を指定します。

パラメーターを指定しない NOPRINT および PRINT は、プログラム内の $SET 文で使用して、プログラムの一部をリストすることができます。リストの出力先をこの方法で変更することはできません。

PRINT() を指定すると、ソース リストは source-name.lst ファイルに出力されます。source-name はコンパイルされるプログラムのファイル名のベース名です。

コンパイルのたびにソース リストをファイルに出力する場合は、PRINT() 指令を cobol.dir ファイルに記述します。これにより、デフォルトの NOPRINT がオーバーライドされます。

PRINT 指令が cobol.dir ファイルにすでに記述してあり、リストが画面に出力されるようになっている場合は、コマンド ラインで PRINT() を使用すると、デフォルトの設定をオーバーライドできます。