CBL_NLS_OPEN_MSG_FILE

制約事項: 各ロケール サポートは、ネイティブ COBOL コードでのみサポートされます。

構文:

call "CBL_NLS_OPEN_MSG_FILE" using     msg-filename
                                       msg-filename-ln
                                       msg-file-handle
                             returning status-code

パラメーター:

  呼び出しプロトタイプ使用時 (「説明の読み方」を参照) PIC
msg-filename pic x(n) pic x(n)
msg-filename-ln cblt-x1-compx pic x comp-x
msg-file-handle cblt-x4-compx pic x(4)
status-code 説明の読み方」を参照。

入力パラメーター:

msg-filename
開くメッセージ ファイルの名前。
msg-filename-ln
msg-filename の長さ。

出力パラメーター:

msg-file-handle
識別ハンドル。
status-code
ルーチンが成功したかどうかを示します。
0 成功
403 結果のメッセージが長すぎます
405 指定されたファイル名が無効または空です
上記以外の status-code の値は、ランタイム エラーのメッセージ番号です。

説明:

このルーチンは、CBL_NLS_READ_MSG および CBL_NLS_CLOSE_MSG_FILE ルーチンで使用できる識別ハンドルを返す NLS メッセージ ファイル(Windows) または カタログ(UNIX)を開きます。

Windows: プログラムで使用する言語ごとに異なるメッセージ ファイルを作成し、同じ呼び出しを使用して適切な各国語の各メッセージにアクセスできます。デフォルトのメッセージ ファイルを使用することも、独自のメッセージ ファイルを作成することもできます。

UNIX: メッセージ カタログは、$NLSPATH 環境変数で指定されたディレクトリ内で検索されます。$NLSPATH に %L 要素が含まれる場合は、実行時に %LC_MESSAGES または $LANG 環境変数を設定することによって、メッセージの表示に使用する言語を選択できます。メッセージ カタログは gencat コマンドで作成します。