CBL_SEMAPHORE_ACQUIRE

関連するカウントを減分して、セマフォによって表されるリソースの 1 つを取得します。

構文：

call "CBL_SEMAPHORE_ACQUIRE" using by value semaphore-handle
                                   by value flags
                                  [by value timeout]

パラメーター：

	呼び出しプロトタイプ使用時 (「説明の読み方」を参照)	PIC
`semaphore-handle`	cblt-pointer	USAGE POINTER
`flags`	cblt-os-flags	pic x(4) comp-5 または pic x(8) comp-5 (64 ビットのネイティブプログラムのみ)
`timeout`		pic x(4) comp-5

呼び出しプロトタイプ使用時 (「説明の読み方」を参照)

PIC

semaphore-handle

cblt-pointer

USAGE POINTER

flags

cblt-os-flags

pic x(4) comp-5

または

pic x(8) comp-5 (64 ビットのネイティブプログラムのみ)

timeout

pic x(4) comp-5

入力パラメーター：

semaphore-handle

セマフォハンドル。

flags

カウントがゼロである場合のルーチンの動作を決定する値。

ビット 0

カウントがゼロ以外になるまでスレッドまたはプロセスをブロックした後、カウントを減分して、呼び出しから戻ります。

timeout が指定されていない場合 (つまり、ビット 1 = 0)、減分せずに、直ちに呼び出しから戻ります。

timeout が指定されている場合 (つまり、ビット 1 = 1)、カウントがゼロ以外になるまで、またはタイムアウト期間を経過するまでブロックします。タイムアウトになった場合は、エラーコード 1010 (「使用可能なリソースがない」) を返し、それ以外の場合は、カウントを減分して呼び出しから戻ります。

ビット 1

0	タイムアウトパラメーターが指定されていません。
1	タイムアウトパラメーターが指定されており、ビット 0 が 1 の場合に使用されます。

上記以外のビット

予約済み。ゼロに設定する必要があります。

timeout

ミリ秒単位のタイムアウト値。値がゼロの場合、直ちに呼び出しから戻ります。flags パラメーターのビット 1 が 1 の場合、このパラメーターは必須です。それ以外の場合は省略可能です。

出力パラメーター：

return-code: 値 0 は呼び出しが成功したことを意味し、それ以外の値はエラーを意味します。詳細については、「同期ルーチンの RETURN-CODE 値」を参照してください。

説明：

semaphore-handle の値が無効である場合、動作は不定になります。