CBL_THREAD_IDDATA_GET

指定されたスレッドの id データ領域へのポインターを返します。

構文:

call "CBL_THREAD_IDDATA_GET" using by reference iddata-ptr
                             by value           thread-id

パラメーター:

  呼び出しプロトタイプ使用時 (「説明の読み方」を参照) PIC
iddata-ptr cblt-pointer USAGE POINTER
thread-id cblt-pointer USAGE POINTER

入力パラメーター:

iddata-ptr 指定スレッドの id データ領域へのポインター。
thread-id スレッド識別子へのポインター。

出力パラメーター:

return-code 成否を示す値。「スレッド制御ルーチンの RETURN-CODE 値」を参照してください。

説明:

指定されたスレッドの id データ領域へのポインターを返します。呼び出しの時点で id データ領域が割り当てられていない場合には、NULL を返します。

thread-id は NULL にすることも可能で、その場合は、現在のスレッドの id データ領域へのポインターが返されます。

この関数で別のスレッドの id データ領域が取得される場合は、目的の id データ領域に対するすべてのスレッドでのアクセスを、何らかのロック (CBL_THREAD_LOCK および CBL_THREAD_UNLOCK を使用して、目的の id データ領域に対するすべてのアクセスを管理するなど) によって制御する必要があります。