PC_PRINTER_REDIRECTION_PROC

プログラムで OPEN OUTPUT 構文および ASSIGN TO PRINTER 句を使用する際に呼び出されるユーザー関数を登録します。
制約事項: このルーチンは現在、UNIX プラットフォームではサポートされていません。

構文:

call "PC_PRINTER_REDIRECTION_PROC" by value flags
                                            user-func

パラメーター:

  呼び出しプロトタイプ使用時 (「説明の読み方」を参照) PIC
flags cblt-x4-comp5 pic x(4) comp-5
user-func cblt-ppointer usage procedure pointer

入力パラメーター:

flags 将来使用するために予約されています。0 に設定する必要があります。
user-func プリンターを操作するプロシージャへのポインター

説明:

このルーチンにより、標準 COBOL OPEN OUTPUT 構文および ASSIGN TO PRINTER 句を使用して、プリンターのフォントを設定および操作できます。

この呼び出しを正しく動作させるには、printer-redirection チューナーを設定する必要があります。

ランタイム システム エラー 166 を避けるには、プログラムで COBOL 句の局所記憶節を設定する必要があります。

PC_PRINTER_REDIRECTION_PROC を呼び出すと、user-func でポイントされたユーザー関数がランタイム システムに登録されます。

ユーザー関数は次の形式にする必要があります。

entry "user-func" using by value printer-handle
 ...
 ...
exit program returning return-value. 

printer-handle は pic x(4) comp-5 データ項目として定義する必要があります。

OPEN 文でプリンターを開くと、このユーザー関数が呼び出され、プリンター ハンドルが printer-handle で返されます。その後、ユーザー関数で、PC_PRINTER_ ライブラリ ルーチンを使用してプリンターを操作できます。次の一連のイベントを決定するために、ユーザー関数からランタイム システムに値を返す必要があります。

正常に呼び出された場合は戻りコード 0 を返し、それ以外の場合は別の値を返すようにユーザー プロシージャをコーディングする必要があります。ユーザー関数からゼロ以外の値が返された場合、ランタイム システムはプリンターを閉じ、ユーザー関数を呼び出した OPEN OUTPUT 文でファイル状態 9/005 が返されます。