CBL_DEBUG_STOP

COBOL プログラムでアニメーションを停止または一時停止したり、ライブ記録を終了したりできるようにする。
注: このルーチンはネイティブ COBOL でのみサポートされる。

構文:

CALL "CBL_DEBUG_STOP" using  by value    flags
                               returning status-code

パラメーター:

flags
呼び出しプロトタイプ使用時 (説明の読み方):cblt-os-flags
PIC:pic x(4) comp-5 (または、64 ビットのネイティブ プログラムのみ pic x(8) comp-5)
status-code
説明の読み方」を参照

入力パラメーター:

flags
アニメーションの停止方法を制御する。次のビットを設定できる。
ビット 意味
0 Animator をデタッチする。
1 Animator を終了する。

説明:

プロセスがライブ レコーダーによって記録されている場合は、記録プロセスが停止されて、記録ファイルが保存される。

CBL_DEBUG_STOP の呼び出し時にプログラムがデバッグ中である場合、アニメーションは停止する。Animator と、CBL_DEBUG_STOP を呼び出したプログラムへの影響は、flags のビットが 0 または 1 のどちらであるかによって異なる。

ビット 0 ビット 1 意味
0 0 呼び出し元のプログラムの実行は、後続のイベント (ブレークポイント、STOP RUN、CBL_DEBUG_START など) が見つかるまでアニメーションなしで続行する。これは、Animator で Z (「Zoom」の意味) を押した場合と同じ処理になる。
0 1 Animator および呼び出し元のプログラムはともに終了する。これは、[Quit] オプションを使用して Animator を終了した場合と同じ処理になる。
1 0 Animator はプログラムからデタッチし、同じ identifier 文字列を持つ後続の CBL_DEBUG_START を待機する。呼び出し元のプログラムの実行は、アニメーションなしで続行する。
注: デタッチ呼び出しは非同期処理であるため、Animator が待機状態に戻る前にプロセスが再度 CBL_DEBUG_START を呼び出すリスクがある。これを回避するには、タイムアウト値を -1 (無期限待機) に指定して CBL_DEBUG_START を呼び出す。
1 1 Animator はプログラムからデタッチして終了する。呼び出し元のプログラムの実行は、アニメーションなしで続行する。これは、[Detach] オプションを使用して Animator を終了した場合と同じ処理になる。

CBL_DEBUG_STOP の呼び出し時にプログラムがデバッグ中でない場合、ルーチンが呼び出されていない場合と同様に実行が続行する。