STEP

ファイル内の次、前、最初、または最後の物理レコードに移動します。この操作によって、レコードへのアクセスが大幅に高速化されます。

操作コード 操作 ファイル タイプ
90 STEP NEXT WITH NO LOCK L S R I
91 STEP PREVIOUS WITH NO LOCK L S R I
92 STEP FIRST WITH NO LOCK L S R I
93 STEP LAST WITH NO LOCK L S R I
CA STEP NEXT L S R I
CB STEP PREVIOUS L S R I
CC STEP FIRST L S R I
CD STEP LAST L S R I
CE STEP LAST WITH LOCK L S R I
CF STEP LAST WITH KEPT LOCK L S R I
D0 STEP FIRST WITH LOCK L S R I
D1 STEP FIRST WITH KEPT LOCK L S R I
D2 STEP PREVIOUS WITH LOCK L S R I
D3 STEP PREVIOUS WITH KEPT LOCK L S R I
D4 STEP NEXT WITH LOCK L S R I
D5 STEP NEXT WITH KEPT LOCK L S R I

入力フィールド

fcd-record-address レコード領域へのポインター

出力フィールド

fcd-file-status ファイル状態

説明:

STEP 操作は、相対ファイルまたは索引ファイルのレコードを順番に検索するための方法です。 この操作では、キーまたは相対レコード番号を使用して読み取る必要はありません。通常、この方法を使用するとファイル内のデータへのアクセスが高速化されます。

STEP NEXT 操作によって、(STEP または READ 操作により) ファイルで最後に検索されたレコードの次に物理的に格納されるレコードが返されます。

STEP PREVIOUS 操作によって、(STEP または READ 操作により) ファイルで最後に検索されたレコードの直前に物理的に格納されるレコードが返されます。

STEP FIRST 操作によって、ファイルの先頭にあるレコードが返されます。

STEP LAST 操作によって、ファイルの最後にレコードが返されます。

相対バイト アドレス指定を使用し、アクセスしたばかりのレコードに対して現行レコード ポインターが更新されるように指定している場合は、STEP 操作がこの新しい位置に対して実行されます。

相対バイト アドレスは、すべての STEP 操作で返されます。 そのため、検索したばかりのレコードに対する現行レコード ポインターを更新する必要がある場合は、返されたアドレスを使用して READ (直接) 操作を実行します。

注:

現行レコード ポインターは、STEP 操作に影響されません。