行順編成ファイル構造

行順編成ファイルは、システム エディターを使用して作成されたソースまたはテキスト ファイルを読み取ることができるように設計されています。この場合の構造は、オペレーティング システムに依存しますが、通常は後続空白文字が削除された可変長レコードを含みます。行順編成ファイルでは、ファイル内の各レコードは、レコード区切り文字で次のレコードと区切られます。

UNIX システムで作成されたファイルの場合、デフォルトのレコード区切り文字は、単一バイトの x"0A" で指定されたライン フィード文字です。DOS または Windows で作成されたファイルの場合、デフォルトのレコード区切り文字は、バイト ペア x"0D0A" で指定されたキャリッジ リターンまたはライン フィード文字です。UNIX でこの COBOL システムを使用して作成されたファイルは、DOS および Windows で読み取ることが可能です (その反対も可能)。INSERTNULL 構成オプションを OFF に設定する場合は、どの COMP または COMP-3 データにも、x"0A" (レコード区切り文字)、x"09" (タブ)、または x"0D" (キャリッジ リターン) の値を持つバイトが含まれないようにする必要があります。