REBUILD の /e オプション

破損したファイルや、新しいキー構造を指定 (/k を使用) したファイルをリビルドする際に、無効な重複キーを検出した場合の REBUILD の動作を指定します。

/e を指定した場合、そのような状況が発生すると、REBUILD は重複を通知して重複ファイルに書き込み、残りのレコードの処理を続行します。重複キーを持つレコードは、リビルド対象のファイルには書き込まれません。

重複ファイルは、索引付けされていない限り、入力ファイルと同じファイル編成になります。重複ファイルが索引付けされていない場合は、順編成になります。重複ファイルには、入力ファイルと同じタイプのレコード (固定長または可変長) が含まれます。ファイル名は、入力ファイルに .err を付加した名前になり、入力ファイルと同じディレクトリに書き込まれます。

検出された無効な重複キーの数が 1000 を超えると、使用中のファイル属性およびファイル内のデータの競合が多すぎるために有意な結果が得られないと見なされ、リビルドが中止されます。

デフォルト

/e を指定していない場合、REBUILD は状態 22 の出力ファイル エラーで終了します。