型名の指定

JVM COBOL では、型指定子を使用することで、クラス名およびインターフェイス名を参照できる。型指定子は次のものを使用して定義できる。

• JVM COBOL のデータ型で、他のマネージ言語の型に対応するもの。.NET COBOL の System.Int32 および JVM COBOL の int に対応する binary-long など。次に例を示す。

   01 anInteger binary-long 01 aFloatingPointItem float-short 01 aString string

• TYPE キーワードの後にクラス名を記述。次に例を示す。

   01 objMyType type MyType.01 objDateTime type DateTime.*> .NET COBOL 01 objDateTime type java.util.Date.*> JVM COBOL

  詳細は次のとおり。

  • objMyType は、myType 型のオブジェクトとして定義される。
  • objDataTime は、.NET COBOL の DateTime 型または JVM COBOL の java.util.Date 型のオブジェクトとして定義される。
• リポジトリ エントリで定義されているクラス (あくまで下位互換性のため)。

省略名だけを入力すれば済むように長いクラス名を表すネームスペースを定義するには、ILUSING 指令を使用する。