ANS85 

UPPER-CASE

UPPER-CASE 関数は、小文字を大文字に置き換えた状態で、argument-1 と同じ長さの文字列を返す。この関数の型は、次のように引数の型によって異なる。
引数の型 関数の型
英字 英数字
英数字 英数字
各国文字 各国文字
UTF-81 UTF-8

一般形式


*

引数

  1. argument-1 の字類は英字、英数字、

    ENTMF 各国文字、または UTF-8

    とし、長さは 1 文字以上とする。
  2. argument-1 が英数字の場合、UTF-8 にエンコードされた文字を含んではならない。

戻り値

  1. 小文字を大文字に置き換えた状態で、argument-1 と同じ文字列を返す。
  2. argument-1 の字類が UTF-8 でない場合、返される文字列の長さは argument-1 と同じである。

    ENTMF 引数が UTF-8 の場合、返される文字列のバイト長は argument-1 のバイト長と異なることがある。

1 字類 UTF-8 の項目はネイティブ COBOL でのみサポートされる