CFLE、CFLI、CFLS - ファイル エディター

構文:

CFLE
CFLI [/Fcccccccc] [/Dfilename] [/Ccharset] [/Kkey]
CFLS

トランザクション名 CFLE、CFLI、または CFLS を単独で入力すると、リージョン内に FCT エントリがあるファイルをすべてリストするメイン選択メニューが表示されます。

編集するファイルは、このリストから選択できます。

パラメーター

[/Fcccccccc]
cccccccc の指定に一致するファイル名だけを表示します。cccccccc は 1 から 8 文字にすることが可能であり、大文字と小文字は区別されます。定位置ワイルドカード文字として「?」を指定できます。次に例を示します。
CFLE /FT

これは、「T」で始まるファイル名をすべて表示します。

CFLE /F??S

これは、3 文字目が「S」のファイル名をすべて表示します。

[/Dfilename]
指定された filename の編集画面を表示し、最初のレコードに位置を定めます。filename は 1 から 8 文字にすることが可能であり、大文字と小文字は区別されます。次に例を示します。
CFLE /DTSTAKSDS

これは、最初のレコードに位置指定されたファイル TSTAKSDS の編集画面を表示します。

[/Ccharset]
ファイルの文字セットを定義します。A は ASCII (デフォルト)、E は EBCDIC を意味します。次に例を示します。
CFLE /DTSTEKSDS /CE

これは、EBCDIC ファイルとしてファイル TSTEKSDS の編集画面を表示します。

[/Kkey]
編集画面が位置指定されるレコードの key を定義します。key は 1 から 64 文字にすることが可能であり、文字または 16 進数として指定できます。

次に例を示します。

CFLE /DTSTAKSDS /CE /K2222

または

CFLE /DTSTAKSDS /CE /KX'F2F2F2F2'

これは、キーが 2222 のレコードに位置指定された EBCDIC ファイルとしてファイル TSTEKSDS の編集画面を表示します。

/F および /D の両方のパラメーターを指定した場合は、編集画面を終了すると、/F パラメーターで定義されたファイルのリストがメイン選択画面に表示されます。

注:

  • CFLI トランザクションはセキュリティ上の制約がなく、どのユーザーでも使用できます。このトランザクションでは、ローカルの KSDS、ESDS、および RRDS ファイルへの読み取りアクセスが許可されます。
  • CFLE トランザクションは、サインオンしたユーザーだけが使用できます (セキュリティがオンになっている場合)。このトランザクションでは、ローカルとリモートの KSDS、ESDS、および RRDS ファイルへの読み取りアクセスと更新アクセスが許可されます。また、CFMT トランザクションと同様に、ファイルのステータスの変更も許可されます。
  • CFLS トランザクションは、CFLE のすべての機能に加えて、順編成ファイルを編集する機能も備えています。このトランザクションは DFHOPER グループにインストールされ、セキュリティがオンになっている場合はどのユーザーも使用できません(PCT エントリを独自のグループにコピーし、インストール用の適切なセキュリティ キーを設定する必要がある)。
  • TN 3270 エミュレーターを使用して CFLE にアクセスしている際に、F1 ヘルプ機能が正しく動作しない場合は、次のコマンドを使用してリソース定義ファイルをアップグレードする必要があります。
    caspcupg /dp=<resource-definition-path>