CKQC - CKTI モニターの開始

CKTI トランザクションを開始します。このトランザクションは、指定された WebSphere MQ 開始キューを監視します。

構文:

CKQC [STARTCKTI initiation-queue-name]

注:

このトランザクションを実行する前に、MSS に対して WebSphere MQ を構成しておく必要があります。詳細については、「IBM WebSphere MQ 用の Enterprise Server の構成」を参照してください。

このトランザクションは、端末ウィンドウまたはプログラムで呼び出すことができます。

端末ウィンドウで CKQC を呼び出す場合は、CKQC だけを入力します。これにより、開始キュー名の入力を求めるメッセージが表示されます。

プログラムで CKQC を呼び出す場合は、INPUTMSG または COMMAREA で CICS ユーティリティの dfhzckqc にコマンドを渡します。PLTPI プログラムから CKQC を呼び出す場合は、INPUTMSG パラメーターを使用できません。COMMAREA のみが使用可能です。次に例を示します。

ID DIVISION.
PROGRAM-ID. TESTCKQC.
ENVIRONMENT DIVISION.
CONFIGURATION SECTION.
INPUT-OUTPUT SECTION.
DATA DIVISION.
FILE SECTION.
WORKING-STORAGE SECTION.
01  DATA-BUFF                    PIC X(80) VALUE                         
   'CKQC STARTCKTI TEST.INITQ'.
LINKAGE SECTION .
PROCEDURE DIVISION.
MODULE-ENTRY-POINT.
    EXEC CICS LINK
              PROGRAM ('DFHZCKQC')
              COMMAREA (DATA-BUFF)
              LENGTH (LENGTH OF DATA-BUFF)
    END-EXEC

    EXEC CICS RETURN
    END-EXEC
    GOBACK.