OpenSSL 構成ファイル

OpenSSL 構成ファイルは、次のような項目に対して SSL のデフォルトを提供します。

構成ファイルはデフォルトで openssl.cnf と呼ばれ、デフォルトで openssl.exe と同じディレクトリに属します。OPENSSL_CONF 環境変数を使用して別の構成ファイルを指定することも、1 つの構成ファイル内で代替構成を指定することもできます。

構成ファイルはテキスト ファイルで、次のようないくつかのセクションで構成されています。

構成ファイルのオプションでは、すべてのファイル名に絶対パスを指定する必要があります。

詳細については、MKS Software サイトの「OpenSSL CA function」の「Configuration File」のセクションを参照してください。

OpenSSL ユーティリティから、「WARNING: can't open config file: /usr/local/ssl/openssl.cnf」というような警告メッセージが返された場合は、環境変数 OPENSSL_CONF を適切な openssl.cnf ファイルの場所に設定します。このファイルは Micro Focus DemoCA にも含まれています。DemoCA インストールのメイン ディレクトリにあります。次に例を示します。

Windows:

set OPENSSL_CONF=C:\Program Files (x86)\Micro Focus\DemoCA\openssl.cnf

UNIX:

export OPENSSL_CONF=$COBDIR/DemoCA

注: このメッセージは警告に過ぎません。openssl コマンドは依然として、要求した機能を実行する可能性があります。openssl.cnf ファイルは主に、CA 機能のデフォルト値、新しいキー ペアを生成するためのキー サイズ、および同様の構成を設定するために使用されます。詳細については、openssl.org にある OpenSSL のドキュメントを参照してください。

OpenSSL CA function openssl.org