この COBOL システムには、IEEE 浮動小数点サポートがあります。これは、Microsoft で提供される各種言語 (Microsoft Visual C++ V6.0 など) と完全に互換性があります。
浮動小数点値は次の範囲内になければなりません。
上記の範囲は内部的にサポートされますが、この COBOL システムでは 2 桁の指数しかサポートされないため、実際の範囲は次のようになることに注意してください。
浮動小数点値の精度は次のようになります。
UNIX では、COBOL プログラムと非 COBOL プログラムの間での浮動小数点 (COMP-1 および COMP-2) 項目の受け渡しはサポートされていません。次の文では、data1 が浮動小数点項目である場合に、不定の動作が発生します。
非 COBOL プログラムを呼び出す COBOL プログラムでは、次のようになります。
CALL "program" USING BY VALUE data1. CALL "program" RETURNING data1 In a COBOL program called from a non-COBOL program: PROCEDURE DIVISION USING BY VALUE data1. ENTRY "entry" USING BY VALUE data1. EXIT PROGRAM RETURNING data1. GOBACK RETURNING data1.