コピーブックの展開

制約事項: この統合プリプロセッサはネイティブ COBOL 用にのみサポートされます。

CP プリプロセッサは COPY 文を見つけると、そのソース行を「COPY 文の処理」で説明する方法でマークし、コピーブックを読み取ります。コピーブックの検索には、コンパイラの場合と同じパスとファイル名が使用されます。

コピーブックが見つからないと、CP プリプロセッサは該当する COPY 文をコメント化し、適切なエラー メッセージを生成します。文の解析中にエラーが発生した場合には、プリプロセッサはその文を無視し、エラーの箇所からトークンの解析を続けます。他のプリプロセッサは、修正されていない COPY 文を受け取ると、CP プリプロセッサが処理できなかった部分と見なして変更を加えません。その結果、コンパイラでエラー メッセージが生成されます。