REPLACE 通知

注:

この統合プリプロセッサはネイティブ COBOL 用にのみサポートされます。

REPLACE と REPLACING の実行後に、他のプリプロセッサがコンパイラのようにソース ファイルを参照できるように、プリプロセッサはここで説明する方法で追加の行を返します。ただし、この REPLACING を実行するのは、次に述べられている例外を除けば、依然としてコンパイラ自身であることに注意してください。なお、追加行は情報提供のみを目的として渡されます。

CP プリプロセッサは、修正対象の行を検出すると、resp-main の値に 32 を加えて返します。このようにしてマーキングされた 1 つ以上の行の直後には、resp-main を 8 に設定された行が 1 つ以上続きます。この後続行には、修正後の行の内容に関する情報が含まれています。これらの行は情報提供のみを目的としており、階層内の上位プリプロセッサに順次渡され、最終的にコンパイラに渡されます。コンパイラは、resp-main の値が 33 から 64 までの行については resp-main の値から 32 を差し引き、resp-main の値が 8 の行は無視します。

あるプリプロセッサが同じ方法で影響を受ける行を修正しようとする場合には、通常と同じようにすればよいのですが、新しい行は 1 ではなく 9 でマーキングする必要があります。この新しい、挿入された行は REPLACE 文や REPLACING 句による影響についてテストする必要がないことを、コンパイラに知らせるためです。