arguments_are_initial

ACCEPT ... FROM ARGUMENT-NUMBER および ACCEPT ... FROM ARGUMENT-VALUE 構文から返される COBOL のコマンド ライン引数に影響を与えます。
制約事項: これらのチューナーは、ネイティブ COBOL のみでサポートされます。

構文:

>>-----set arguments_are_initial=-.-TRUE-.-----------><
                                  +-FALSE+

パラメーター:

TRUE COBOL のコマンド ラインの引数は、オペレーティング システムが実行単位に最初に渡す引数と同じになります。run(Windows) または cobrun(UNIX) のようなトリガーを使用する場合は、引数 0 がトリガー名、引数 1 が COBOL のメイン プログラムの名前になります。

Micro Focus Object COBOL Developer Suite V4.1 for UNIX および、それ以前の製品と互換性を持たせるには、このチューナーを TRUE に設定してください。

FALSE COBOL のコマンド ラインの引数にはトリガー名は含まれません。そのかわり、引数 0 が常に COBOL のメイン プログラムの名前になります。

このチューナーを FALSE に設定すると、アプリケーションのパッケージ化方法に関係なく、常に同じ結果になります。

プロパティ:

デフォルト: FALSE
IDE での相当機能: [Project > Properties > Program Execution Command Line Handling > Return trigger executable name as argument zero]

[ Service Interfaces > Properties > Enterprise Server Run-time Configuration > Program Execution > Return trigger executable name as argument zero]

コメント:

ACCEPT ... FROM ARGUMENT-NUMBER および ACCEPT ... FROM ARGUMENT-VALUE 構文に関する詳細は、『言語リファレンス』を参照してください。UNIX アプリケーションのビルドの詳細については、IDE を使用している場合は「COBOL アプリケーションのビルド」を、コマンド ラインまたはシェル プロンプトを使用している場合は「コマンド ラインからのコンパイルとリンク」を参照してください。

システムの実行可能プログラムを使用してアプリケーションを起動する場合は、このチューナーの設定に関係なく、引数 0 は常に実行可能プログラムの名前です (これは、デフォルトでは、COBOL のメイン プログラムの名前でもあります)。

次に例を示します。

myapp arg1 arg2

このように指定すると、myapp が引数 0 として返されます。次に別の例を示します。

Windows:
run myapp arg1 arg2
UNIX:
cobrun myapp arg1 arg2

このように指定すると、このチューナーが FALSE に設定されている場合は、myapp が引数 0 として返されます。このチューナーが TRUE に設定されている場合は、トリガー名 (run(Windows) または cobrun(UNIX)) が引数 0 として、myapp が引数 1 として返されます。