L2 ランタイム スイッチ

行順編成ファイルの読み取り時に、レコード終了記号として使用する文字を指定します。
制約事項: これらのスイッチは、ネイティブ COBOL でのみサポートされます。

プロパティ:

デフォルト: オフ
タイプ: ファイル処理

説明:

オフ (-L2) にすると、x"0A"(すべてのプラットフォーム) または または "0D0A"(UNIX) または がレコード終了記号になります。これにより、Windows 用の Micro Focus COBOL の動作との互換性が保たれます。

オン (+L2) にすると、x"0A"(UNIX) または x"0D0A"(Windows) がレコード終了記号になります。これにより、このシステムの旧バージョンとの互換性が保たれ、WRITE ...AFTER ADVANCING 文を使用して書き込まれたファイルを正しく読み取れます。

このスイッチは、書き込み操作にではなく、読み取り操作にのみ有効です。

ほとんどのアプリケーションでは、+L2 スイッチを使用する必要はありません。ファイル ハンドラーは、ファイルを処理するプラットフォームの種別に関係なく、Windows または UNIX システムで作成されたデータ ファイルの行順編成区切り文字を識別できます。この方法で区切り文字を変換しても、x'0D' 文字はノイズ文字としてファイル ハンドラーによって破棄されるため、x'0D' 文字がユーザー レコード領域に含まれることはありません (INSERTNULL オプションを使用してエスケープする場合は除く)。これは OCDS とは対称的な動作です。