サーバー インスタンス診断:トレース

このページを使用して、サーバーのトレース属性を変更します。

注意:
登録したサーバーのプロパティを変更すると、アプリケーションの接続エラーおよびデータの損失が発生する可能性があります。

このページにアクセスする方法は次のとおりです。

  1. Enterprise Server Administration ホーム ページで、構成する Enterprise Server インスタンスの左側にある [Edit] をクリックします。
  2. サーバー インスタンス画面で、[Server > Diagnostics > Trace] タブを選択します。
[Trace Table Size]

トレース バッファーに保持できるエントリの数を指定します。この数を超えるとバッファーがリセットされます([Auxiliary Trace Active] をオンにした場合、この時点でディスクにもトレース バッファーが書き込まれます)。値 2 は、スペースが 1 つのエントリ分だけであることを意味し、[Auxiliary Trace Active] をオンにした場合は各エントリがディスクに直接書き込まれます。各エントリの長さは 24 バイトです。

[Local Trace Size]

ローカル トレース テーブルに保持できるエントリの数を指定します。この数を超えるとテーブルがリセットされます。値が 0 (ゼロ) の場合はローカル トレース テーブルを使用できません。サービス実行プロセスにはそれぞれ固有のローカル トレース テーブルがあります。各エントリの長さは 24 バイトです。

[Maximum Diagnostics File Size]

補助トレースおよびダンプ ファイルの最大サイズ (KB) を指定します。値が 0 (ゼロ) の場合は最大サイズなしになります。

[Cold Start Diagnostics File]

サーバーの起動時に補助トレースおよびダンプ ファイルを削除する場合にオンにします。

[Dump on System Abend]

サービス実行プロセスなどのサーバー独自のプロセスの 1 つが異常終了した際にダンプを生成する場合にオンにします。ダンプ情報は異常終了の原因を特定するのに役立ちます。

[Auxiliary Trace Active]

トレース テーブルを上書きする前にトレース レコードをディスクにフラッシュする場合にオンにします。このファイルはすぐに大きくなるため、ディスク領域が十分にある場合以外はオンにしないでください。アクティビティが多いシステムの場合は、このフィールドを [Maximum Diagnostics File Size] と組み合わせて使用してディスク使用量を制限してください。トレース レコードをファイルに書き込むとパフォーマンスも低下します。

[Trace Flags]

これらのフラグを使用して、このサーバーのトレース ファイルに書き込まれる情報を制御します。これらのフィールドをサーバーの実行中に変更した場合、すぐに変更が反映されます。

[Task Control]

サーバーのタスク制御コンポーネントをトレースする場合にオンにします。

[Storage Control]

サーバーの記憶域制御コンポーネントをトレースする場合にオンにします。

[Table Management]

サーバーのテーブル管理コンポーネントをトレースする場合にオンにします。

[Application Container]

サーバーのアプリケーション コンテナー コンポーネントをトレースする場合にオンにします。

[Request Handler]

サーバーの要求ハンドラー コンポーネントをトレースする場合にオンにします。

[RM Interface]

サーバーのリソース マネージャー インターフェイス コンポーネントをトレースする場合にオンにします。

[Communications]

サーバーの通信コンポーネントをトレースする場合にオンにします。

[Application]

CICS アプリケーションによる CICS API 呼び出しをトレースする場合にオンにします。

[Exit]

ユーザー出口およびシステム出口をトレースする場合にオンにします。