ジャーナル オプションの構成

このページを使用して、Directory Server ジャーナルの構成設定を変更します。

ジャーナル

ジャーナルは、Directory Server 上で発生する Web ブラウザー クライアントおよびプログラム クライアントの一部のアクティビティを記録するファイルです。ジャーナルでは、使用状況を追跡し、サポート問題を支援できます。

適用するジャーナル作成のレベルによって、パフォーマンスが変化します。書き込まれるエントリが多くなるほど、パフォーマンスの低下も大きくなります。低下の度合いは、ファイル システムのパフォーマンスやクライアント トラフィックなどの多くの要因に依存します。非常にアクティブなプログラム クライアントが多数存在するシステムは、最もパフォーマンスが悪化します。

[Maximum file size]

ジャーナル ファイルの最大ファイル サイズをキロバイト (KB) 単位で指定します。ジャーナル ファイルがこのサイズに達すると、最も古いジャーナル エントリに最新のジャーナル エントリが上書きされます。

最小値は 32 KB です。デフォルト値は 256 KB です。

注意:

ジャーナルのサイズを変更すると、以前のジャーナル エントリが消去されます。

[Entries displayed]

ページに一度に表示されるジャーナル エントリの数を指定します。

最小値は 5 エントリです。デフォルト値は 23 エントリです。

[Journal level - Errors only]

エラーについてのみジャーナル エントリが書き込まれるようにする場合は、このオプションをオンにします。

[Journal level - Errors and warnings]

エラーおよび警告についてのみジャーナル エントリが書き込まれるようにする場合は、このオプションをオンにします。

[Journal level - All standard information]

すべてのイベントについてジャーナル エントリが書き込まれるようにする場合は、このオプションをオンにします。

[Journal level - Extra debug information]

追加のファイルおよび内部操作についてジャーナル エントリが書き込まれるようにする場合は、このオプションをオンにします。このオプションは、Micro Focus SupportLine から明示的に要請された場合にのみオンにしてください。

[CTF trace]

統合化トレース機能によってジャーナル エントリが書き込まれるようにする場合は、このオプションをオンにします。

[Defaults]

クリックすると、デフォルト設定が復元されます。

注:
  • ジャーナルのデフォルトの最大ファイル サイズを復元すると、すでに最大サイズがデフォルト値に設定されていた場合を除き、ジャーナルが消去されます。