サーバー インスタンス プロパティ:XA リソースの追加

このページを使用して、サーバーがコンテナー管理アプリケーションの代わりに通信する必要がある外部リソース マネージャーの詳細を指定します。

このページにアクセスする方法は次のとおりです。

  1. Enterprise Server Administration の [Home] ページで、構成するエンタープライズ サーバー リージョンの左側にある [Edit] をクリックします。
  2. サーバー インスタンス画面で、[Server > Properties > XA Resources] タブを選択します。
  3. 表示する XA リソースを選択します。
[ID]
特定の XA 構成を識別するために内部的に使用される XA リソース マネージャー (XAR) ID を指定します。この ID は、エンタープライズ サーバー リージョン内で一意である必要があります。この ID は、JES 始動型ジョブおよび XAID コンパイラ指令オプションによって使用されます。詳細については、XAID」、バッチ モードでの TSO コマンドの実行 (IDAEFT01)」、および「XAR の計画と設計」を参照してください。この設定は必須です。
[Name]
XAR を認識するための名前を指定します。この設定は必須です。
[Module]
xa_switch_t 構造体をエンタープライズ サーバーに返すエントリ ポイントを含む RM スイッチ モジュール実行可能ファイル (.dll (Windows 上) または .so (UNIX プラットフォーム上)) の場所を指定します。実行可能ファイルのフル パスを指定することを強くお勧めします。この設定は必須です。
[Reconnection attempts]
再接続の値は、XA リソースへの接続を試行する回数を制御します。デフォルト値は 1 です。この値を 0 にすることはできません。値が -1 の場合は、繰り返し再試行します。
[Open string]
xa_open() 呼び出しでリソース マネージャーに渡される文字列を指定します。通常、文字列には少なくともデータベース名、および多くの場合はデータベースに接続するユーザー ID とパスワードの資格情報が含まれます。この文字列の内容は、データベース固有です。

RM スイッチ モジュールが動的登録をサポートし、ax_reg 関数を提供するモジュールの名前を要求するデータベース ベンダーの場合は、casaxlib を指定します。

[Close string]
xa_close() 呼び出しで XAR に渡される文字列です。[Close string] を指定する必要があるかどうかについては、データベース ベンダーのドキュメントを参照してください。
[Description]
XAR 定義の説明のテキストを必要に応じて指定します。
[Enabled]
XAR を有効にする場合にオンにします。デフォルトでは選択されています。