ランタイム エラーのコア ダンプの生成

デフォルトでは、Enterprise Server はランタイム エラーのコア ダンプを作成しません。たとえば、デフォルトでは、オペレーティング システムがアプリケーションによって引き起こされたメモリ アクセス違反を検出した場合、コア ダンプは生成されません。ユーザーは、これらの状況でコア ダンプを生成するようにシステムを設定する必要があります。

コア ダンプを生成したら、そのコア ダンプをデバッグしてエラーの原因を特定できます。

注:
  • この機能はメモリ破損の問題を識別しません。この機能を使用して識別できるのは、アプリケーションの問題のみです。

ランタイム エラーのコア ダンプを作成するようにシステムを設定するには、実行時チューナー構成ファイルを作成し、そのファイルの詳細を Enterprise Server リージョンに追加する必要があります。

図 1. ランタイム エラーに対する Enterprise Server コア ダンプの構成
Configuring Enterprise Server core dumps for run-time errors