ADD 関数

目的

2 つの算術値の合計を返します。

構文

ADD(x,y,p,[q])

パラメーター

x および y は算術値であり、p および q はそれぞれ精度およびスケール係数を表す整数定数です。

説明

ADD(x,y,p) は、精度およびスケール (p,0) で算術値 x+y を返します。ADD(x,y,p,q) は、精度およびスケール (p,q) で x+y を返します。結果のデータ型は x および y の共通のデータ型になります。引数が異なる場合は、「データ型変換」の章の「算術から算術への変換」のセクションで説明されている方法で変換されます。

ADD 関数は減算にも使用できます。減算を行うには、差し引く作用対象の前に負符号を付けます。

DECLARE (PRICE, TAX) DECIMAL(5,2);
   .
   .
   .
PUT LIST ('TOTAL COST IS' || 
      ADD (PRICE, TAX, 6,2));

制約事項

パラメーター q は、結果の型が 10 進数でない場合は指定できません。