目的
現在のブロック内の指定された条件について決定された ON-unit を取り消します。
構文
REVERT condition-name;
パラメーター
- condition-name
- ON-unit を元に戻す条件に関連付けられたキーワード名。たとえば次のものがあります。ANYCONDITION、AREA、ATTENTION、CONDITION(name)、CONVERSION、ENDFILE(f)、ENDPAGE(f)、ERROR、FINISH、FIXEDOVERFLOW、KEY(f)、OVERFLOW、RECORD(f)、UNDEFINEDFILE、UNDERFLOW、USERCONDITION(expression)、USERCONDITION(SS$_UNWIND)、VAXCONDITION(expression)、または ZERODIVIDE。
注:
省略形：
- ATTENTION は ATTN
- CONDITION は COND
- CONVERSION は CONV
- OVERFLOW は OFL
- UNDERFLOW は UFL
- UNDEFINEDFILE は UNDF
- ZERODIVIDE は ZDIV
例
REVERT ERROR;
REVERT ENDPAGE(F);
REVERT ENDPAGE(G);
説明
REVERT 文は、現在のブロック内の指定された条件について決定された ON-unit を取り消します。条件の ON-unit が現在のブロックがアクティブ化されたときに決定された場合、REVERT 文は効果を発揮しません。
入出力条件名で指定する参照では、ファイル値を生成する必要があります。その入出力条件は、f に関連付けられたファイル入出力によって修飾されます。つまり、次の例では、F と G が異なるファイルを指している場合、REVERT ENDPAGE (F); と REVERT ENDPAGE (G); は異なる ON-unit に戻ります。そうでない場合は、同じ ON-unit に戻ります。