Windows:Azure のデータストア データ ソースの作成

注: 接続文字列を使用して Azure データベースに接続すること、つまりデータベース構成ファイル内で connect 属性を使用することをお勧めします。この方法については、後の手順 (「Azure のデータストアの構成ファイルの更新」) で説明します。

接続文字列を使用する代わりに、ODBC データ ソースを作成してデータストア データベースにアクセスする場合は、次の手順を使用します。

  1. ODBC データ ソース アドミニストレーターを開きます。
    ヒント: ほとんどの新しいバージョンの Windows では、[スタート] メニュー ボタンをクリックし、「ODBC」と入力して、該当するデスクトップ アプリケーションを選択します。
  2. [ODBC データ ソース アドミニストレーター] ダイアログ ボックスで、[システム DSN] タブを選択します。
  3. 必須のデータ ソースを追加します。
    注: データベースを作成または照会するには、master データベース (Azure で提供される主要構成データベース) へのアクティブなデータ ソース接続が必要です。このデータ ソースがすでに存在する場合は、この手順を省略できます。
    1. [Add] をクリックします。
    2. データベースに対応する ODBC ドライバー (Azure SQL の一般的なドライバーである [ODBC 17 for SQL Server] など) を選択し、[完了] をクリックします。
      注: ドライバーのビット体系と使用するアプリケーションのビット体系が一致している必要があります。

      [データ ソースの新規作成] ウィザードが表示されます。

    3. データ ソースの名前と説明、およびデータベースが存在するサーバーの名前を入力します。
    4. [次へ] を 2 回クリックします。
    5. [既定のデータベースを以下のものに変更する] オプションを選択し、「master」と入力します。
    6. [次へ] をクリックし、[完了] をクリックします。

      データ ソースの詳細の概要が表示されます。

    7. [データ ソースのテスト] をクリックします。

      接続に失敗する場合は、Microsoft SQL Server のインストールに問題があります。以降の手順に進む前に、ベンダーの手順に従ってトラブルシューティングを行ってください。

    8. [OK] を 2 回クリックします。
  4. 必要なデータストアのそれぞれについて、新しいデータ ソースを追加します。
    1. [追加] をクリックします。
    2. データベースに対応する ODBC ドライバー (Azure SQL の一般的なドライバーである [ODBC 17 for SQL Server] など) を選択し、[完了] をクリックします。
      注: ドライバーのビット体系と使用するアプリケーションのビット体系が一致している必要があります。

      [データ ソースの新規作成] ウィザードが表示されます。

    3. データ ソースの名前と説明、およびデータベースが存在するサーバーの名前を入力します。
    4. [次へ] を 2 回クリックします。
    5. [既定のデータベースを以下のものに変更する] オプションを選択し、データストア固有の表記を使用してデータベース名を入力します。
      MicroFocus$SEE$Files$<datastore-name>

      <datastore-name> は、作成するデータストアの名前です。

    6. [次へ] をクリックし、[完了] をクリックします。

      データ ソースの詳細の概要が表示されます。

      注: データベースがまだ存在しないため、データ ソースをテストすることはできません。[データ ソースのテスト] はクリックしないでください。
    7. [OK] をクリックします。

      ODBC データ ソース アドミニストレーターが再度表示されます。

    8. 必要な追加のデータストアのそれぞれについて、これらのサブ手順を繰り返します。
  5. [OK] をクリックします。

    データストア データベースのデータ ソースの構成が完了しました。次に、データ ソースを使用するようにデータベース構成ファイルを更新する必要があります。「Azure のデータストアの構成ファイルの更新」を参照してください。