CodeWatch では、PLIDEBUG.DAT という制御ファイルで個々のプログラムのデバッグ初期設定を指定できます。このファイルは、プログラムがEnterprise Server で初期化されると必ず PL/I ランタイムによって使用されます。そのファイルが Enterprise Server Administrator の [PL/I] タブにある [PL/I Configuration Directory] 設定によりポイントされる場所に存在しない場合は自動的に作成されます。このファイルは Enterprise Developer から編集して、プログラム名、および CodeWatch の起動方法および初期化方法を定義できます。
--- 0---|--- 10---|--- 20---|--- 30---|--- 40---|--- 50---|--- 60---|--- 70---|--- 80---|--- 90---| 123456789|123456789|123456789|123456789|123456789|123456789|123456789|123456789|123456789|123456789| TESTPGM1 N 0 SHLIB TESTPGM1.DLL;ENV TESTPGM;BR %ENTRY;BR %EXIT [DET;Q];C
この表は、PLIDEBUG.DAT の各レコードに必要な値の概要を示しています。
列 | 値 | 説明 |
---|---|---|
0 から 7 | <プログラム名> | ユーザー プログラム名 (ファイル拡張子なし)次に例を示します。TESTPGM1 |
20 | Y/N (はい/いいえ) | プログラムの実行時にデバッガーを起動するかを指定します。デバッガの接続をスキップするには、N を指定します。 |
22 | 0/1 | エントリのデバッグに使用されるデバッガーの種類。値は次のとおりです。
|
24 から nn | <テキスト文字列> | 制御がユーザーに渡される前に、起動中に CodeWatch によって発行されるデバッガー コマンドの初期セット。 |
次に例を示します。
TESTPGM1 N 0 SHLIB TESTPGM1.DLL;ENV TESTPGM;BR %ENTRY;BR %EXIT [DET;Q];C TESTPGM2 N 1 SHLIB TESTPGM2.DLL;ENV TESTPGM;BR %ENTRY;BR %EXIT [DET;Q];C
デバッグ設定ファイルを開いて編集するには、次の手順を実行します。
データ ツールのステータス バーには、カーソルの現在の列の位置が表示されます。変更はすぐにファイルに保存されます。
レコードの残りの値を入力し始めると、レコードを編集するかどうかを確認するメッセージ ボックスが表示されます。[OK] をクリックします。メッセージ ボックスでファイルの更新警告をオフにすることもできます。