モダナイズ済みのアプリケーションについて

COBOL アプリケーションをモダナイズして、Enterprise Server 環境で実行できます。モダナイズ済みの COBOL アプリケーションは、アプリケーションのオペレーションを実行するサービスとしてディプロイできます。

サービスにより、特定のビジネス機能にアクセスできます。サービスとして実装された COBOL プログラムは、パラメーター ブロックを読み込んで処理し、処理した結果ブロックを返します。

COBOL 開発システムの一部である Interface Mapping Toolkit は、サービスをクライアントに公開することを可能にします。公開された COBOL サービスは、Web サービスとして、または J2EE コネクタや COM インターフェイスを介してクライアントから起動できます。Interface Mapping Toolkit を使用してディプロイしたサービスは、常に 1 つ以上のオペレーションを含みます。

サービスの名前およびサービスに関連付ける要求ハンドラー (ある場合) に応じて、Enterprise Server 内に作成するサービスには 1 つ以上のオペレーションを含めることができます。サービスを作成しサービスに要求ハンドラーを関連付けない場合、または指定した名前に有効な区切り文字が含まれない場合には、サービスおよびオペレーションは同じものとなります。Enterprise Server のマニュアルでは、この種類のサービスに対して「単純サービス」という表現を使用します。デフォルトの エンタープライズ サーバー インスタンス ESDEMO の Deploy サービスなどのシステム サービスは単純サービスです。