ODOSLIDE

可変長テーブルの長さが変更された場合に、そのテーブルと同じレコードで、そのテーブルの後にあるデータ項目を移動します。

構文:

>>-.---.-.----.--ODOSLIDE------------------><
   +-/-+ +-NO-+

パラメーター:

なし

プロパティ:

デフォルト: NOODOSLIDE
段階: 構文チェック
$SET: 最初の行

依存関係:

ODOOSVS コンパイラ指令を指定すると、最後に ODOSLIDE 指令が設定されます。

説明:

この指令は、可変長テーブルと同じレコードで、テーブルの後ろにあるデータ項目に作用します。つまり、OCCURS DEPENDING 句のある項目の後ろで、その項目に属さないデータ項目に有効です。

ODOSLIDE を指定すると、これらの項目はサイズに関係なく、常にテーブルのすぐ後ろに配置されます。つまり、これらの項目のアドレスは、テーブルのサイズが変わると変更されます。NOODOSLIDE を指定すると、これらの項目は固定アドレスを持ちます。このアドレスは、テーブルの最後に配置された空白の後から始まります。

注: 同じレコード内でブール データ項目の後に可変長テーブルを保持することはできません。また、同じレコード内で可変長テーブルの後にブール データ項目を保持することもできません。