ヒープを開く。
構文:
call "CBL_OPEN_VFILE" using heap-id
status-word
returning status-code
パラメーター:
|
呼び出しプロトタイプ使用時 (「説明の読み方」を参照) |
PIC |
heap-id |
cblt-vfile-handle |
pic x(2) comp-5 |
status-word |
cblt-vfile-status |
pic x(2) comp-x |
status-code |
「説明の読み方」を参照 |
出力パラメーター:
- heap-id
- 割り当てられたヒープ ハンドル。この値がゼロの場合は、ヒープが開けなかったことを示す。
- status-word
- ヒープの状態語。ヒープを開いたときにゼロに設定される。status-word (1:1) が 9 のとき、第 2 状態バイトの 2 進値は次のようになる。
000 |
利用者の要求によりヒープが閉じられた。 |
001 |
ヒープへのアクセスに失敗した (バッファー不足) |
002 |
プログラムが無効化されている間にヒープの割り当てが解除された |
014 |
バッキング ファイル エラー (ファイル数が多すぎる) |
037 |
バッキング ファイル エラー (アクセスが拒否された) |
201 |
バッキング ファイル エラー(入出力エラー) |
- status-word とヒープの関連付けは、対応するヒープが閉じられるまで維持されます。ヒープのオープン処理に成功すると、1 バイトめは ASCII の数字 0 に設定されます。開かれたヒープに対する読み取り、書き込み、またはクローズ処理で割り当てエラーや入出力エラーが検出されると、status-word はファイル状態データとして書き込まれます (これらの操作が成功した場合でも、ゼロにリセットされることはありません)。
- ヒープの状態語が実際に存在する (連絡節で定義されていない) プログラムがキャンセルされると、そのプログラム内の状態語に対応するヒープはすべて自動的にキャンセルされ、該当するヒープ識別子も使用不能になります。ヒープ識別子が他のプログラムに渡されている場合も同様です。