CBL_THREAD_WAIT

指定されたデタッチされていないスレッドの完了を待機します。スレッドが既に完了している場合は直ちに戻ります。

構文:

call "CBL_THREAD_WAIT" using by value thread-id
                       by reference   thr-return
                       returning      status-code

パラメーター:

  呼び出しプロトタイプ使用時 (「説明の読み方」を参照) PIC
thread-id cblt-pointer USAGE POINTER。
thr-return cblt-pointer USAGE POINTER。

入力パラメーター:

thread-id スレッド識別子へのポインター

出力パラメーター:

thr-return スレッドの戻り値。
注: 64 ビットの Windows アプリケーションの場合、この値は 32 ビット値に制限されているため、メモリ アドレスを返すために使用することはできません。
status-code スレッド制御ルーチンの RETURN-CODE 値」を参照してください。

説明:

次の場合、このルーチンの動作は不定です。

  • thread-id の値が無効である場合。
  • thread-id で以前にデタッチされたスレッドが指定されている場合。
  • 2 つのスレッドが同じスレッド上で同時に CBL_THREAD_WAIT または CBL_THREAD_DETACH、あるいはその両方を使おうとした場合。
  • CBL_THREAD_WAIT の実行中に、ターゲット スレッドが CBL_THREAD_KILL によって強制終了された場合。

ルーチンが成功すると、スレッドの戻り値が thr-return に格納され、ターゲット スレッドがデタッチされて、呼び出しが 0 を返します。