次の表は mf.mvs.mvscatio コンポーネントのプロパティのリストで、各プロパティのトレースに含められるイベント情報を示しています。
| プロパティ | プロパティの説明 | レベル | イベント ID | イベントの説明 |
|---|---|---|---|---|
| BUFFER | MVSCATIO ファイル用のバッファー。 | DEBUG | 5 | バイナリ フォーマットの MVSCATIO ファイル用に使用されるバッファー。このプロパティは、サブレコードのトレースに役立ちます。 |
| DELETE | MVSCATIO DLET 機能コードが実行された場合に発生する機能。 | DEBUG | 3 | 予期されていない障害、およびファイルが物理的に削除可能であったかどうか、代替インデックスが処理されたかどうか、などの情報。 |
| ENQUE | レコードのエンキュー。 | DEBUG | 3 | ロックされ、待機状態のデータ セット レコード。 |
| ENTRY | MVSCATIO への入口、または MVSCATIO からの出口。 | DEBUG | 3 | 特定の MVSCATIO 呼び出し用のプライマリ キー、ファイル ステータス、およびリターン コード。これは MVSCATIO が関連する一般的な問題の診断に非常に役立ちます。 |
| MFALU | Mainframe Access のルックアップおよびその結果 (成功または失敗)。 | DEBUG | 3 | Mainframe Access のルックアップを生じさせた MVSCATIO 呼び出し、およびルックアップが成功または失敗したという結果。 |
| PHYS | カタログ エントリに関連付けられた物理ファイルの名前。 | DEBUG | 7 | 物理ファイルの名前。これは、どの物理ファイルが所定の MVS 名と関連付けられているかを検証する際に ENTRY プロパティと共に使用すると役立ちます。 |
| RECORDS | カタログ レコード。 | DEBUG | 6 | バイナリ形式の特定の入出力操作用の全カタログ レコード。これは、ENTRY プロパティを使用している際には利用できない追加情報を提供します。 |