COBCH0221 - COBCH0240
COBCH0221 から COBCH0240 までの構文チェック エラー メッセージの一覧を示します。
COBCH0221 データ記述修飾語が不適当である。または重複している
指定したデータ記述修飾語と、関連する PICTURE 句が適合しません。たとえば、BLANK WHEN ZERO 句を PIC XX データ項目に使用している場合などです。この場合、データ項目は英数字ですが、関連する修飾語は数値項目のみを参照するため、無効になります。
COBCH0222 REDEFINES 句のデータ名が宣言されていない
REDEFINES 句で使用しているデータ名が、宣言されていません。
COBCH0223 USAGE 句に誤りがある
データ記述項で無効な USAGE 修飾語が指定されました。
COBCH0224 SIGN 句には LEADING または TRAILING が必要である
SIGN 句 (省略可能) は、PICTURE 句に文字 S を含む数値記述項以外では指定できません。キーワード SIGN の後には、必ず LEADING または TRAILING を挿入します。どちらを挿入するかは、演算符号をどこに置くかによって決まります。
COBCH0225 レベル階層に誤りがある
集団データ項目のレベル番号の構造に誤りがあります。
COBCH0226 OCCURS 句内の集団項目を可変長で定義している
OCCURS 句では、可変長の集団項目は宣言できません。
COBCH0227 ZERO がない
BLANK 句の後には、ZERO、ZEROS、ZEROES のいずれかが必要です。
COBCH0228 集団項目に指定された VALUE 値は切り捨てられる
集団項目に指定した値が、定義された長さを超えています。
COBCH0229 修飾語に矛盾がある
データ項目の記述で指定した複数の修飾語が矛盾しています。
COBCH0230 PICTURE 文字列の順序に誤りがある。または違法な文字を使用している
COBOL システムに認識されない文字を PICTURE 句で使用しています。または、PICTURE 句で使用している文字がそのタイプの PICTURE 文字列に対して無効です。
COBCH0231 INDEXED 句のデータ名がない。またはすでに宣言されている
COBCH0232 編集された PICTURE 文字列が大きすぎる
編集データ項目または数字編集データ項目 (たとえば、先頭のゼロを削除する、通貨記号を挿入するなどして、読みやすくした数値データ項目) のために定義した PICTURE 文字列が、COBOL システムで許容される最大値を超えています。
COBCH0233 データ記述修飾語 <データ名> に誤りがある
データ名として予約語を使用しているか、データの記述に無効な修飾語を使用しています。これは有効な修飾語のスペルミスである可能性があります。
COBCH0234 DEPENDING 句がない
DEPENDING 句を指定せずに、可変長テーブルを定義しました。DEPENDING 句は、COBOL システムが実行時に実際のテーブル サイズを判断するために必要です。
COBCH0235 レコード サイズ (<サイズ 1>) < FD 記述項で指定した最小サイズ (<サイズ 2>)
COBCH0236 レコード サイズ > FD 記述項で指定した最大サイズ
COBCH0237 INITIAL 句を指定した CD 記述項が 2 つ以上あってはならない
INITIAL 句を指定できるのは、通信節の 1 つの CD 記述項のみです。
COBCH0238 RENAMES 句がない
レベル 66 データ項目の定義に「RENAMES」という単語がありません。
COBCH0239 最初のデータ名を 2 番目より先に宣言していない
プログラムに構文 data-name-1 RENAMES data-name-2 THRU data-name-3 が含まれていますが、data-name-2 に指定したデータ項目は、data-name-3 のデータ項目の後に宣言されています。THRU 句内の data-name-2 は data-name-3 より前に宣言される必要があるため、これは無効な COBOL 構文です。
COBCH0240 01 レベルだけに指定できる
01 レベル項目ではない報告書記述項で NEXT または TYPE 句を使用しているか、01 レベル項目ではない報告書ファイル記述項で GLOBAL または EXTERNAL 句を使用しています。
上位ヘルプ:
メッセージ COBCH0201 から COBCH0300