標準の操作コード - 概要

標準の操作コードでは、MSB に x"FA" が格納されます。LSB は、特定の操作を示します。
CLOSE ファイルの処理を終了します。
COMMIT 実行ユニットで保持されているすべてのファイルのレコード ロックをすべて解除します。
DELETE ファイルからレコードを論理的に削除します。
DELETE FILE 指定されたファイルを、そのファイルが常駐している物理デバイスから物理的に削除します。
OPEN ファイルの処理を開始します。また、ラベルのチェックまたは書き込み (あるいはその両方) およびその他の入出力操作も実行します。
READ 順呼び出しの場合は、ファイルから次または前の論理レコードを利用できます。乱呼び出しの場合は、ディスク ファイルから指定したレコードを利用できます。
ROLLBACK 実行ユニットで保持されているすべてのファイルのレコード ロックをすべて解除します。
START レコードの順検索について、相対ファイルまたは索引ファイルの論理位置決めに対する基礎を提供します。
STEP 次の物理レコードに進みます。
UNLOCK 指定したファイルに対し実行ユニットで保持されているすべてのレコード ロックを解除します。
WRITE 新しいレコードをファイルに書き込みます。
REWRITE 既存のレコードを置き換えます。

操作コードの中には、特定のファイル編成でのみ有効なものがあります。各操作コードの説明では、次のキーを使用して、対応するファイル編成のリストを示します。

L 行順次
S レコード順編成 (vS を含む)
R 相対ファイル (vR を含む)
I 索引
vS レコード順編成可変形式のみ
vR 相対可変形式のみ