.NET Core 用の COBOL アプリケーションの開発に関する概要

.NET Core は、複数のオペレーティング システムをサポートするオープンソースの開発プラットフォームです。そのため、COBOL アプリケーションを開発して .NET Core に対して公開すると、Micro Focus によって .NET Core サポートが提供される任意のオペレーティング システムにその公開したアプリケーションをディプロイできます。

注: Enterprise Developer では、現在、Windows および Linux 上の .NET Core への COBOL アプリケーションのディプロイをサポートしています。詳細については、「.NET Core の既知の問題点および制約事項」を参照してください。

.NET Core 用の COBOL アプリケーションを開発するための一般的なプロセスは、次のとおりです。

  1. Visual Studio で、.NET Core をターゲットとするプロジェクトを使用して新しいプロジェクトを作成します。
  2. 通常の Enterprise Developer の場合と同様に、アプリケーションをビルドおよびデバッグします。
  3. アプリケーションが完成し、リリースする準備が整ったら、アプリケーションを実行するプラットフォーム用のディプロイ可能なファイルを公開します。
    選択できるディプロイの種類は 2 つあります。
    • 自己完結型ディプロイ (SCD):必要な .NET Core ライブラリおよびランタイム ファイルは、ディプロイされるファイルに含まれます。
    • フレームワーク依存ディプロイ (FDD):必要な .NET Core ライブラリおよびランタイム ファイルは、アプリケーションのディプロイ先のシステムに含まれている必要があります。
  4. 公開したファイルをディプロイします。

    ディプロイしたアプリケーションをデバッグする必要がある場合は、Enterprise Developer の標準的なリモート デバッグの技法を使用できます。

.NET Core の詳細については、Microsoft の「.NET Core Guide」を参照してください。