標準ランタイム関数

RM/Panels ランタイム システムは RM/COBOL-85 オブジェクト プログラムであり、アプリケーションで利用できるようにアプリケーションとともに配布する必要があります。

注: RM/Panels バージョン 1.0 では、RM/Panels ランタイム システム プログラムは runpanel.cob の 1 つだけでした。バージョン 1.1 では、追加のランタイム システム プログラム rmputil.cob が導入されています。RM/Panels バージョン 1.1 を使用して記述したアプリケーションでは、これらの両方のプログラムをアプリケーションとともに配布する必要があります。RM/Panels バージョン 2.1 では、ランタイム システム プログラムは runpan2.cob の 1 つだけです。

RM/Panels ランタイム システムには、アプリケーションでパネルの操作に使用できる強力な標準ランタイム関数のセットが用意されています。次の表に、RM/Panels の各標準ランタイム関数の名前と省略形を示します。

関数

省略形

ACCEPT FIELD

AF

CHANGE PANEL PALETTE

CPP

CHECK MENU OPTION

CMO

CLEAR ALL FIELDS

CAF

DISABLE ALL FIELDS

DA

DISABLE FIELD FOR INPUT

DFI

DISABLE MENU OPTION

DMO

DISPLAY ALL FIELDS

DAF

DISPLAY FIELD

DF

DISPLAY PANEL

DP

ENABLE ALL FIELDS

EA

ENABLE FIELD FOR INPUT

EFI

ENABLE MENU OPTION

EMO

EXECUTE EVENT

EE

INITIALIZE ALL FIELDS

IAF

INITIALIZE FIELD

IF

POPUP MENU

PUM

REMOVE PANEL

RP

SET FIELD ATTRIBUTE

SFA

SET SCROLL BAR RANGE

SSR

SHOW FIELD ERROR

SFE

SHOW FIELD HELP

SFH

SHOW PANEL ERROR

SPE

SHOW PANEL HELP

SPH

UNCHECK MENU OPTION

UMO

VALIDATE ALL FIELDS

VAF

VALIDATE FIELD

VF

以降のセクションで、これらの標準ランタイム関数についてそれぞれ説明します。RM/Panels の標準ランタイム関数のすべてのパラメーターについては、「付録 B:標準、ユーティリティ、拡張ランタイム関数およびパラメーター」に示してあります。