RM DIALECT の設定

注: この指令の設定を使用するのは、ネイティブ COBOL プログラムだけにしてください。

DIALECT"RM" を設定すると、次のコンパイラ指令が設定されます。

ALIGN"4 FIXED"

ASSIGN-PRINTER""

COMP"UNPACKED"

COMP1"BINARY"

COMP2"DECIMAL"

COMP-5"1"

COMP-6"3"

COPYSEARCH"RM"

COPYEXT",cbl,CBL"

DEFAULTCALLS"1024"

DISPLAY"CRT"

NOFASTINIT

FILETYPE"21"

FILESHARE

IBMCOMP

IDXFORMAT"21"

NOOLDINDEX

NOOPTIONAL-FILE

PARAMCOUNTCHECK

PERFORM-TYPE"RM"

RECMODE"RMCOBOL"

RETRYLOCK

RM"ANSI"

SEQUENTIAL"RECORD"

SIGN"TRAILING"

SIGN"EBCDIC"

NOTRUNC

説明:

RM/COBOL には COMP-2 の使用方法はありません。ここでは、完全を期するために、設定が記載されています。

RM/COBOL アプリケーションにおいて、相対パス名で指定されたファイルの検索を EXPANDED-PATH-SEARCH 構成オプションに依存している場合、同等の動作のためには、COPYSEARCH"RM" を COPYSEARCH"RM-EXPANDED" コンパイラ指令でオーバーライドする必要があります。

CALL 文の GIVING 指定または RETURNING 指定で任意のタイプのデータ項目を指定できる RM/COBOL 機能をサポートする内部フラグが設定されます。

SELECT 文の LOCKING 句は、すべてのファイル タイプで LOCK MODE IS AUTOMATIC に設定されます。

IBMCOMP の場合、RM/COBOL と同じ方法でバイナリ項目について語記憶モードにするフラグのサブセットのみが設定されます。

この指令は RM"ANSI" を設定しますが、効果は、RM"ANSI" を直接設定する場合と同じではありません。直接設定した場合のみ、RM"ANSI" は、RM コンパイラ指令のトピックで示されている追加の指令を設定します。

コンパイル時に SEQUENTIAL-FILE-TYPE=LINE オプションを使用するように RM/COBOL を構成した場合は、DIALECT"RM" 指令の後に SEQUENTIAL"LINE" 指令を追加する必要があります。同様に、RM/COBOL コンパイラの順編成ファイルのデフォルト タイプを構成せずに、RUN-SEQ-FILES 構成レコード識別子の DEFAULT-TYPE キーワードを使用して RM/COBOL ランタイムの順編成ファイル タイプを構成した場合は、DIALECT"RM" 指令の後に SEQUENTIAL"LINE" 指令を追加する必要があります。

RM/COBOL コンパイラの S オプションまたはコンパイラ構成 SEPARATE-SIGN=YES を使用した場合は、DIALECT"RM" 指令の後に SIGN"SEPARATE" 指令を追加する必要があります。