RM

RM/COBOL で予約されている語を予約語として扱い、特定の機能の動作を変更して COBOL システムとの互換性を持たせるように指定します。

構文:

>>-.---.-.-------RM--"parameter"-.--------------><
   +-/-+ +.----.-RM--------------+
          +-NO-+

パラメーター:

ANSI
ANSI スイッチを設定して RM/COBOL プログラムをコンパイルした場合と同様の動作を提供します。
BEEP
RM"ANSI" 指令が設定され、ACCEPT 文が使用されている場合に、ビープ音が鳴らないようにします。

プロパティ:

デフォルト: NORM
段階: 構文チェック
$SET: 最初の行

依存関係:

DIALECT"RM" を指定すると直ちに RM"ANSI" が設定されます。

RM により、COMP-6"1"、DISPLAY"CRT"、SEQUENTIAL"LINE"、NOTRUNC、OLDINDEX、NOOPTIONAL-FILE、RETRYLOCK、および ALIGN"2 FIXED" が設定されます。

また、RM は、次の構文が設定されている場合と同様に動作します。

sign trailing separate

上記は、符号付き数値データ項目についてで、

lock mode is automatic

上記は、明示的なロック構文が宣言されていないプログラム内の各ファイルについてです。

RM"ANSI" により、COMP-6"1"、SEQUENTIAL"RECORD"、NOTRUNC、OLDINDEX、NOOPTIONAL-FILE、RETRYLOCK、および ALIGN"2 FIXED" が設定されます。

また、RM"ANSI" は、次の構文が設定されている場合と同様に動作します。

sign trailing included

上記は、符号付き数値データ項目についてで、

lock mode is automatic

上記は、明示的なロック構文が宣言されていないプログラム内の各ファイルについてです。

NORM により、COMP-6"2"、SEQUENTIAL"RECORD"、TRUNC"ANSI"、NOOLDINDEX、OPTIONAL-FILE、NORETRYLOCK、および ALIGN"8 OPT" が設定されます。

説明:

RM/COBOL の完全な動作を利用するには、DIALECT"RM" を設定します。これにより、この指令も設定されます。