ファイアウォール設定を構成するには

このユーティリティを実行するための要件は次のとおりです。
  • スーパーユーザー権限 (root ユーザーなど) が必要です。
  • $COBDIR が Micro Focus Enterprise Developer UNIX Componentsの製品インストール フォルダーの値に設定されている必要があります。
  1. シェルから次のコマンドを実行します。
    $COBDIR/remotedev/configrdo
  2. Daemon port プロンプトで、デーモンがリッスンするポート番号を入力するか、Enter キーを押してデフォルトを受け入れます。
    注: これらのポートのプロンプトのデフォルト設定は、rdo.cfg 構成ファイルで指定されています。

    Server range は、デーモンが要求を受け取ったときに必要な RDO サーバーが起動されるポート番号の範囲です。

  3. Server range low port プロンプトで、サーバー ポート範囲の開始番号を入力して Enter キーを押すか、Enter キーを押してデフォルトを受け入れます。
  4. Server range high port プロンプトで、サーバー ポート範囲の終了番号を入力して Enter キーを押すか、Enter キーを押してデフォルトを受け入れます。

    デフォルト設定が rdo.cfg 構成ファイルに書き込まれます。

    このユーティリティを Red Hat 7.2 (以降) または CentOS 7.2 (以降) で実行している場合は、追加のプロンプトが表示されます。それ以外の場合はユーティリティが閉じます。

  5. Do you want to configure the firewall プロンプトで、Y を押してから Enter キーを押して追加のファイアウォール設定を構成するか、N を押してから Enter キーを押してユーティリティを閉じます。 Y を選択した場合、構成されているファイアウォール ゾーンが表示されます。
  6. 既存のゾーンを構成するには、対応する番号を押して Enter キーを押します。デフォルトのゾーンを使用する場合は、そのまま Enter キーを押します (プロンプトの最後に示されています)。
    注: この時点で、新しいゾーンを作成することもできます。N を押して Enter キーを押し、新しいゾーン名を入力して Enter キーを押します。新しいゾーンが表示され、対応する番号を選択して構成できるようになります。

    現在のファイアウォールの状態が表示され、現在指定されているポートがファイアウォールで開いているかどうかが確認されます。開いていない場合は、ユーティリティでファイアウォール設定に追加されます。

  7. ポートをさらに開く必要がある場合は、Y を押して Enter キーを押し、単一のポート番号または範囲を入力して Enter キーを押します。

    追加のポートが開きます。

  8. ssh および samba サービスのいずれかがファイアウォール ゾーンで実行されていない場合、それらを追加するように求めるプロンプトが表示されます。各サービスについて、Y を押して Enter キーを押すか、N を押して Enter キーを押します。
    注: サービスがすでに実行されている場合、プロンプトは表示されません。

    ファイアウォール設定の概要が表示されます。

  9. 変更を永続的な設定として保存する (ファイアウォールの再起動後も使用する) 場合は、Y を押して Enter キーを押します。ファイアウォールの設定を次に停止するまで保存する場合は、N を押して Enter キーを押します。

    ユーティリティが閉じます。

注: ファイアウォールに追加したポートまたはサービスを削除する必要がある場合は、オペレーティング システムの一部である firewall-cmd ユーティリティを使用してください。