式の値を名前に代入します。
LET name = expression
詳細は次のとおりです。
L FCD_ORGANIZATION = '01'x
この例では、MAXV の値に新しい値 (MAXV/2) が代入されます。
CodeWatch> EVALUATE MAXV MAXV = 10 {fixed binary (31)) CodeWatch> LET MAXV = MAXV/2 CodeWatch> EVALUATE MAXV MAXV = 5 [fixed binary (31))
なし。
説明
LET コマンドは、式の値を名前に代入します。式が評価される際、必要に応じた型変換が実行されます。結果の値が、指定した変数に代入されます。型変換が不正な場合は、エラー メッセージがデバッガーから発行されます。
ソース言語によっては、式を単一引用符または二重引用符で囲むことで、文字列定数の値を変更できます。
C では、代入は、副作用を持つ単なる式演算子です。したがって、Evaluate は他の言語の Let と同じ機能を提供します。
LET コマンドを使用した関数呼び出し中、ブレークポイントは無効になります。呼び出し先ルーチン内のブレークポイントを有効化する必要がある場合は、CALL コマンドを使用します。
LET の一部として、SUBSTR および LENGTH 組み込み関数を変数参照に適用することもできます。
上記の例では、Widechar および Graphic の文字列は ASCII 文字列「978」に対応します。Graphic のコードページは 932 - SHIFT-JIS – Japanese を想定しています。それぞれについて、/hex を指定せずに Evaluate を実行すると、Widechar または Graphic のそのままの値が端末ウィンドウに出力されます。