Fileshare サーバー はスクリーン表示およびキーボード処理に Adis モジュール (拡張 Accept/Display 構文) を使用しているため、UNIX で Fileshare サーバーをバックグランド プロセスとして開始すると、多くのプロセッサ時間を使用します。このオーバーヘッドを避けるには、-b オプションを使用して Fileshare サーバーを構成してください。これにより、Fileshare の表示およびキーボード読み取りが使用不能にされます。
Fileshare はバックグラウンド モードではキーボードを読み取らないため、Esc キー シーケンスを使用する通常の方法では終了できません。
Fileshare プロセスを強制終了しないでください。開いているデータ ファイルが破壊されます。
Fileshare サーバーはリモートでしかシャットダウンできないため、Fileshare サーバーはパスワード ファイルを使用するように構成されている必要があります。詳細については、「セキュリティ」の「パスワード ファイルのメンテナンス」を参照してください。
Fileshare サーバーをリモートでシャットダウンするために使用できる方法は 2 つあります。
Fileshare サーバーは、パスワード ファイルを使用して開始しない限り、バックグランド モードで開始できません。
バックグラウンド モードでは、Fileshare サーバーが通常なら画面に表示するメッセージはすべて Fileshare サーバーの現行ディレクトリの fsscreen.lst ファイルに書き込まれます。
次に、構成ファイルの例を示します。
-s server-1 -pf password.fil -cm ccitcp
この構成ファイルでは、次の事項を指定しています。
UNIX では、次のように入力して Fileshare サーバーをバックグランド モードで開始することができます。
fs -b &
このコマンドからの出力は fsscreen.lst に送信されます。