以下のヒントを参照して、分散およびメインフレーム IMS DB アプリケーションへのアクセスを最適化してください。
- データおよびキー圧縮 (分散のみ)
- メインフレーム セグメント圧縮の利用に代わる改善された機能が、Enterprise Server にあります。 を使用して、それらの設定を変更できます。設定の詳細は、DATACOMPRESS と KEYCOMPRESS のファイル処理の詳細を参照してください。すべてのプラットフォームに対して、デフォルト設定を推奨します。
- バッチ アプリケーション DB 共有オプション (分散のみ)
- PCB 上で「ダーティ リード」サポート (PROCOPT=GO) を必要としないバッチ IMS アプリケーションは、パフォーマンスを最適化するグローバル排他的 DB ロック構成を指定できます。これは、IMSLOCK DD 文を使用して JCL から実装されます。
//IMSLOCK DD *
EXCLUSIVE
/*
バッチ アプリケーションがアクセスするすべての DB は、排他的に保持されます。これは、効果的に IMS DB Control を効果的にバイパスします。
- Internal Resource Lock Manager (IRLM) (分散のみ)
- ES_IMS_IRLM=1 環境変数が、メインフレーム IMS データベース DB ロック挙動に類似したロックを可能にするように設定します。これによって、データの制約とデッドロックの可能性を軽減できます。これが有効になっていると、IMS データ共有環境で複数のアプリケーションを実行しているシステムにおいて、DB セグメントの競合が減り、アプリケーションが待つデータを減らしてプロセスを速くすることができます。
- バッファー フラッシュ (分散のみ)
- 環境変数 ES_IMS_DB_COMMIT_FLUSH および ES_IMS_TLOG_FLUSH は、データベース パフォーマンスに悪影響を与える可能性が大きいため、これらの変数をデフォルトから変更する場合は注意が必要です。